侍第参陣カード発表
侍第参陣
第一試合 「道を追究せし者」
塩田隼人 VS ピーター・トンプソン
塩田隼人 コメント
合気道も柔道も、元は古武術の柔術の流れですからね。生き別れの兄弟みたいなもんですね。
捕まれば相手に分があるのはわかりきっていますからね。そこをどう上手く戦うか。まあ、楽しみにしていてください。
ピーター・トンプソン コメント
塩田は上手くて隙のない闘いをする選手だと前回の試合を見ればわかる。油断せずやるべき事を粛々とこなして勝ちにいくつもりさ。ベルトが新設されたし、そのベルトを狙っていくなら今回はつまづいてられないのでね。
第ニ試合 「好敵手の仇討ち」
宮田玲 VS ヒューゴ・ガルシア
宮田玲 コメント
ガルシアとの試合が決定して嬉しく思っています。ただそれ以上に日本人レスラーが舐められたままではいられないという気持ちが強いですね。相手の方が格上なのはわかっていますが、僕としても樋口とのこともあって負けられません。この1月で死にものぐるいで練習して力をつけるつもりです。当日を楽しみにしていてほしいですね。
ヒューゴ・ガルシア コメント
宮田選手は前回私が倒した樋口選手のライバルらしいね。彼には負けられないという強い気持ちがあるだろうけど、MMAの試合は気持ちだけでは通用しないよ。悪いけど彼には何もさせない。そして勝つのは僕さ。
第三試合 「打撃者(ストライカー)」
久手堅カナメ VS ベンジャミン・バルボサ
久手堅カナメ コメント
初戦は出来過ぎた結果だったし、奢らずに次の試合に集中したいと思う。このリングは本当に一瞬で勝負が決まるんだ。今までの自分が最も苦手にしていた部分でもあるしね。そういう経験をするって決めてここに来たわけだから、次回も決意を見せ続けたいと思うよ。
ベンジャミン・バルボサ コメント
久手堅の蹴りは確かに侮れなイ。パワーはあちらの方が上だろウ。しかし彼が一発打てばこちらは三発放つ。打つ隙を与えず押し切るつもりダ。覚悟しているのだナ。
第四試合 「巨漢大決戦」
マンモス北沢 VS ミスター・ドーン
マンモス北沢 コメント
侍第弍陣で平川さんも宮田も買ったし、俺もって気持ちが強いよ。今回はパワー対決だし負ける訳にはいかないかな。今回はコンディションもいいし、期待していて欲しい、悲願の侍のリングでの勝利をもぎ取ってみせる!
ミスター・ドーン コメント
同じパワーファイターであればワタシが負けるハズないネ。相手が正面から突っ込んでくるのであれば殴り合うのみネ。ファンのみんなは迫力のある試合を楽しみにしていて欲しいヨ。
第五試合 「人外の者達」
マイク・ホフマン VS エイトール・サントス
マイク・ホフマン コメント
前回は平川に試合開始早々に主導権を取られ不覚をとったので、今回は最初から全力で相手を叩き潰すつもりだ。サントスはそれなりに強いのだろうが侍のリングは今までとはレベルが違うということを教えてやるよ。
エイトール・サントス
ノーコメントだ。試合に集中したい。ただ柏林空手の強さをホフマンは思い知ることになる。それだけはわかる。
第六試合 「猛獣狩り」
篠原源ニ VS オリバー・ロビンソン
篠原源ニ コメント
オリバーの身体能力は相当高いのだろうが、俺はそれをひとつずつ丁寧に壊していくだけだ。柏林空手のローキックの破壊力の前にはフィジカルの強さなど関係ないということを見せてやる。
オリバー・ロビンソン コメント
オレと殴り合いで勝てるヤツはいなイ。ただ、相手を殴って勝つだケ。答えは決まっていル。
第七試合 「Uの魂、Nの矜持」
平川賀厚 VS ジャック・ターナー
平川賀厚 コメント
ターナーは侍第壱陣で北沢をKOしている選手だからね…そういう意味ではUMF側のリベンジマッチといえる試合だよね。プロレスラーとして…そしてUMFの代表として、N-1の選手に負けたままでは終われないよ。試合に勝つことでプロレスの最強を証明する、それだけだよ。
ジャック・ターナー コメント
平川が強い選手だということはわかっていル。そして、そういう選手を倒してこそ最強に近づけるということもわかっていル。北沢のようにオレのスナイパーフックで平川をマットに沈める。最強はオレだ。いずれベルトももらウ。
第八試合 「時を超えた復讐劇」
侍ヘビー級王座決定戦
飛谷拳獅 VS エンゾ・ホテイシー
飛谷拳獅 コメント
遂にこの時が来たね。燃えるよ。何といっても相手はホテイシー一族。20年も前になったツネマツとの試合を今でも思い出すんだ。あのヒリヒリとした緊張感、ツネマツのプレッシャー、そしてそれらから解放されて感情が爆発した勝利の瞬間・・・。オレの人生にとっても、クライマックスだったのかもしれない。
でもね、オレはこの”侍”に参戦を決めた時から、もしかするとあの瞬間を超えることを、過去の自分を超えることを心のどこかで望んでいたかもしれないって気付いたんだ。
簡単な試合じゃないのは分かってる。20年前のあの時もそうだったよ。でもそこからの全てを、プロレスラーとしての飛谷拳獅の全てを、この一戦に賭けるよ。
エンゾ・ホテイシー コメント
叔父であるツネマツ・ホテイシーが飛谷選手に敗れたときからホテイシー柔術の落日が始まった。ホテイシー柔術の再興を志す自分にとって飛谷選手は特別な相手だ。リベリオとの試合を見て、彼が強いのはわかる…しかし、この時を我々一族は長い間待っていた。必ずリベンジは果たす。私はこの時のために日本に来たのだ。
侍初代王座新設
侍初代王座
都内某ホテルにて、侍オーガナイザーである平川氏から発表があると記者会見が急遽行われることとなった。
平川賀厚
今回は突然の記者会見にも関わらずお集まりいただきありがとうございます。侍運営サイドから第参陣の開催前に発表することありましたので、このような場を設けさせて頂きました。
単刀直入に申し上げると、侍第参陣からヘビー級とミドル級に王座を設定することが決定しました。零陣から数えて3大会の興業を行い、侍のリングにおいて「最強」だと言われる選手がちらほら出てきたことや、ファンや選手からの要望も数多くあったため、このような形で王座とチャンピオンベルトの設定をさせて頂く運びとなりました。
ヘビー級王座決定戦 飛谷拳獅 VS エンゾ・ホテイシー
そこで侍第参陣のメインイベントではヘビー級王座のタイトルマッチをやらせて頂きます。カードはもちろん無敗の二人、飛谷拳獅とエンゾ・ホテイシーの対決となります。この二人であればどちらが勝っても初代チャンピオンに相応しいということでスムーズに決まりました。当日の試合を楽しみにしていて下さい。
ミドル級王座決定トーナメント
一方ミドル級は現状相応しい候補者が絞り切れていない状態だと言わざるを得ません。そこで4月にワンナイトトーナメントを行いミドル級王者を決めたいと思います。参加者の実績は問いません。既知・未知の数多くの強豪選手のエントリーを期待します。ちなみに運営委員推薦枠としてエントリーが決定している選手を発表したいと思います。
エクセル樋口
ボー・ガードナー
篠原源ニ
ヒューゴ・ガルシア
宮田玲
オリバー・ロビンソン
ベンジャミン・バルボサ
久手堅カナメ
カムナン・チナワット
コナー・アンダーソン
侍第参陣続報
侍第参陣3月17日大会続報!
開催が3月17日に決定した侍第参陣のカード情報が追加発表された。新たに発表されたカードで注目を集めるのは前回鮮烈なデビューを飾った久手堅カナメである。
久手堅カナメ VS ベンジャミン・バルボサ
侍第弍陣で下馬評を覆し圧倒的な強さを見せた久手堅カナメ。その高いストライカーとしてのポテンシャルを買われ、今回はミドル級屈指のストライカーであるベンジャミン・バルボサとのストライカー対決が決定した。手数ではベンジャミン、鋭さ重さなら久手堅、果たしてこのKO必至の対決の行方は如何に?
平川賀厚 コメント
いやぁ久手堅選手強かったね。もともとFFFを見ていてポテンシャルの高いレスラーだとは思っていたけど、あそこまでとはね。彼は同じプロレスラーだし、良きライバルであるTEAM FLY-ONの選手だし期待してしまうよね。今回はエクセル樋口をKO寸前まで追い込んだベンジャミンが相手だから、どんな試合になるか楽しみなんだよね。KO決着は必至かな。
久手堅カナメ コメント
初戦は出来過ぎた結果だったし、奢らずに次の試合に集中したいと思う。このリングは本当に一瞬で勝負が決まるんだ。今までの自分が最も苦手にしていた部分でもあるしね。そういう経験をするって決めてここに来たわけだから、次回も決意を見せ続けたいと思うよ。
マンモス北沢 VS ミスター・ドーン
巨体から繰り出すメガトンパンチで相手をKOするドーンと、強いフィジカルを活かして相手にプレッシャーをかけアグレッシブに攻め続ける北沢。熱狂的なファンをもつ巨体対決となるこの試合、一体どのような結末を迎えるのであろうか?
マンモス北沢 コメント
侍第弍陣で平川さんも宮田も買ったし、俺もって気持ちが強いよ。今回はパワー対決だし負ける訳にはいかないかな。今回はコンディションもいいし、期待していて欲しい、悲願の侍のリングでの勝利をもぎ取ってみせる!
侍第参陣開催決定
侍第参陣3月17日開催決定!
侍第参陣の開催が3月17日に決定したと侍運営委員会より発表があった。今回の出場予定選手は現時点では不明だが、すでに決定しているカードが2試合あるというので、そのカードについてふれていきたい。
宮田玲 VS ヒューゴ・ガルシア
侍第弍陣でエクセル樋口を圧倒的なテクニックでKOしたヒューゴ・ガルシア。その試合を苦々しい顔で見つめている人物がいた。エクセル樋口のライバルである宮田玲である。彼はすぐさまオーガナイザーである平川氏にガルシアとの対戦を要求し、今回のカードが侍第参陣で実現することとなった。
平川賀厚コメント
宮田はエクセル樋口が負けてしまったのがよほど悔しかったんだろうね。その気持ちは宮田を強くするだろうし、こちらも選手の気持ちは最大限尊重したいと考えているから、もう即座にこのカードは決定ですよ。ただガルシアの試合みたらわかると思うけど簡単に仇討ちさせてくれる相手ではないよね。現時点でガルシアの方が実力は上だと思う。宮田がどこまで成長できるかが試合の鍵かな?
宮田玲コメント
ガルシアとの試合が決定して嬉しく思っています。ただそれ以上に日本人レスラーが舐められたままではいられないという気持ちが強いですね。相手の方が格上なのはわかっていますが、僕としても樋口とのこともあって負けられません。この1月で死にものぐるいで練習して力をつけるつもりです。当日を楽しみにしていてほしいですね。
塩田隼人 VS ピーター・トンプソン
侍第弍陣で我々の想像以上の強さを見せてミスター・ドーンに完勝した塩田隼人。侍第参陣では、あの飛谷拳獅と死闘を演じたピーター・トンプソンとの対戦となる。塩田には侍ヘビー級日本人選手のエースとなるかどうかの試練となり、ピーターには復帰戦で勝利し、飛谷にリベンジをする足がかりを作れるかどうかの大事な一戦となる。また合気道VS柔道&空手の図式も面白く、ハイレベルな攻防が期待できる。
侍第弍陣 試合結果&コメント
侍第弍陣 二月十一日 試合結果
第一試合
○ オリバー・ロビンソン VS カムナン・チナワット ✖️
2R 2:06 馬乗りパンチ
壮絶な打撃戦になった第一試合、1R前半はオリバーのパンチがチナワットを捉え、勢いにのる。このまま決まるかと思われたが、1R後半から2R前半にチナワットの素早いムエタイキックがオリバーを打つ。常人では耐えられない蹴りを浴びつつ、最後はオリバーが膝蹴りで倒れたチナワットにパウンドを打ちまくりレフェリーストップでKO勝ちを収めた。
オリバー・ロビンソン コメント
相手もなかなか強かったがオレが勝っタ。殴り合いならオレに勝てるヤツはいなイ。
カムナン・チナワット コメント
自分の技が総合格闘技で通用する感触はあった。ただオリバーが思った以上に打たれ強く、パワーがあったので、こんな結果になってしまった。また、参戦して今日のリベンジはするつもりだヨ。
第ニ試合
○ 塩田隼人 VS ミスター・ドーン✖️
2R 2:33 腕ひしぎ逆十字固め
序盤ローキックとサイドキックで距離をとりつつドーンの脚を削っていく塩田。ドーンはなかなか距離を詰められず、焦って不用意に近づくとグラウンドで極められそうになる展開。しかし、2Rになり徐々にドーンのパンチが塩田を捉え始める。パウンドで流血した塩田が追い詰められたと思った矢先に、カウンターの腕ひしぎ逆十字固めがドーンを捉える。たまらずドーンはタップアウトし、試合は塩田の勝ちで終わった。
塩田隼人 コメント
流石に全ての攻撃を捌くことはできませんでしたが、合気の一端は見せられたかと思いますね。ドーンのパウンドで流血してしまったこともありますし、自分としては80点ですかね。次はもっと綺麗な顔で勝ち名乗りを上げたいです。
ミスター・ドーン コメント
アイキドウ?よくわからなかっタけど、ミーのパワーが逆に利用されたように感じたネ。悔しいが今回は負けたヨ。また出直すネ。
第三試合
○ 宮田玲 VS コナー・アンダーソン ✖️
2R 2:52 腕ひしぎ逆十字固め
試合序盤にスタンディングでアンダーソンと互角の打ち合いを演じる宮田、打撃のすきをぬってグラウンドに持ち込み少しずつサブミッションでアンダーソンを削っていく展開をみせた。そして、試合が動いたのは1R終了間際だった。アンダーソンの顔面フットスタンプがダウン中の宮田の顔面にヒットし、流血。ここから試合の流れが変わり、アンダーソンの強烈なキックが宮田を捉え始める。2R後半になんとか体勢を立て直した宮田がパンチの腕を掴み腕ひしぎ逆十字固めでアンダーソンからタップを奪うことに成功するのだった。
宮田玲 コメント
コナー、強かったですよ。正直かなり危なかったと思います。侍のリングで一つ勝ててほっとしています。ただもっと強くならないとエンゾに挑戦できませんね。頑張ります。
コナー・アンダーソン コメント
サブミッション対策はしていたが、極められてしまっタ。宮田は思った以上にタフな相手だったネ。もっと技に磨きをかけて戻ってくるつもりダ。
第四試合
○ 久手堅カナメ VS ボー・ガードナー ✖️
3R 0:16 後ろ回し蹴り
下馬評では8:2でガードナーが勝つと思われていたが、試合が始まると久手堅の予想外の強さに会場中が息を飲んだ。久手堅の打撃にほとんど手が出ないガードナー。試合をコントロールしたのは久手堅の方だった。2Rに何とか立て直し、反撃をはかるがダメージの蓄積もあり、ガードナーは劣勢。そして3Rに久手堅の放った鋭い後ろ回し蹴りがガードナーの側頭部にヒットし失神KOとなった。衝撃のデビュー戦に会場のシーサーファンの中には涙を流している者もいた。
久手堅カナメ コメント
正直、これだけうまくいくとは思ってなかったから、結果としてはとても嬉しいよ。とはいえ再戦してまた勝てるかというとわからないっていうことも自覚してる。ガードナーの強さもね。
でもそれが総合格闘技の世界なんだっていうことを知ることが出来たのは、今までのオレにとってはとても大きい経験だよ。一瞬の差で結果として大きすぎる差になる。これまで例の裏トーナメントでそういう経験はしてるつもりだったけど、一戦一戦が全てそういう緊張感を持っているっていうのは気付きになった。
これは今後のオレにとっても大きい糧だね。
今後? もちろん一回勝ったから終わりってわけじゃない。行けるところまで行って最大限経験値を高めたいと思う。
ボー・ガードナー コメント
久手堅選手?強いなんてものじゃなかったよ。あれでMMAデビュー戦とは信じられないよ。油断していたとはいえ、この僕が試合を組み立てられないままKOされたんだ。こんなの初めてだよ。機会があればまた彼とは試合をしたいね。今度は入念な試合プランを立てて試合に臨むつもりさ。
第五試合
✖️ エクセル樋口 VS ヒューゴ・ガルシア ○
3R 0:48 ガードポジションパンチ
1Rは両者互角の立ち上がりで激しい攻防がスタンディングとグラウンドで繰り広げられたが、2R以降ガルシアのパンチやパウンドがヒットする場面が目につきはじめる。そして3Rに入るとガルシアのパウンドが完全に樋口を捉え、流血&失神KOとなり試合は終了した。終わってみるとガルシアの強さと上手さが際立った試合であった。
エクセル樋口 コメント
悔しいっす・・・。ずっと耐えられるつもりだったんですが、根性でも限界があるってことを知りました。
そのためにはどこまで耐えられるかというのを冷静に把握して、仕掛け所を冷静に見極めるしかないっすね。次こそ勝ちますよ。
ヒューゴ・ガルシア コメント
エクセル樋口はグッドファイターだったけど僕の経験値が彼の上をいったということさ。あれだけパンチを浴びちゃうといくら彼がタフでも根性だけでは耐えられないよね。あと侍のリングはお客さんの反応も良いし気に入ったよ。また日本で試合をするつもりだから観ていて欲しいね。
第六試合
○ エンゾ・ホテイシー VS ビル・バートレット ✖️
1R 1:59 チョークスリーパー
1Rの開始と同時に全力で相手を仕留めにかかる両者、最後はビルのパウンドで流血しながらも熾烈なポジション争いを制してバックマウントを取ったエンゾがチョークスリーパーでビルを絞め落とすのだった。
エンゾ・ホテイシー コメント
今回は試合時間は短かったけどハードな試合だった。一歩間違えるとやられていたのはこちらだったからね。ホテイシー柔術の強さを見せられたことには満足しているよ。
ビル・バートレット コメント
若い世代の選手に連敗してしまうとはショックだよ。私も衰えてきているということなのか…認めたくないね。
第七試合
○ 平川賀厚 VS マイク・ホフマン ✖️
3R 1:21 ヒールホールド
巧みな試合運びで、ホフマンに隙を与えず平川が優勢のまま1Rは終了する。そして、2Rからはホフマンの豪腕パンチが平川を捉え始め、試合を五分五分へと引き戻す。先がわからなくなった3Rでは、タックルでテイクダウンをとった平川がヒールホールドを極めてホフマンからタップを奪った。日本のエース復活にUMFファンのボルテージは最高潮に達するのだった。
マイク・ホフマン コメント
シット!平川があそこまで強いなんて思わなかった!油断はしていなかったが、慢心しているところはあった。次はこうはいかない。
平川賀厚 コメント
ホフマンみたいな強い相手と闘って勝つのはレスラー冥利に尽きるね。前回のホテイシー戦でプロレスファンの皆さんをがっかりさせてしまったから、今回はそのファンの人たちの期待に応えられて本当にほっとしているよ。次も強い相手とヒリヒリするような勝負をしていきたいと思っているんで応援よろしく。
第八試合
○ 飛谷拳獅 VS リベリオ・カルデイロ ✖️
5R 0:14 キャプチュード
試合は終始、立技、寝技、関節技、打撃の入り乱れるハイレベルな攻防が続く展開となった。予想通り両者の力量は拮抗しており、試合は決定打を欠くまま4Rへともつれ込んだ。そして試合を動かしたのは飛谷の放ったキャプチュードだった。この攻撃を予想していなかったリベリオは肩を痛めてしまう。ここに勝機を見出した飛谷は腕ひしぎ逆十字固めでリベリオの腕をとにかく攻める。意地で極めさせないリベリオも果敢に反撃をするが、5R開始時には明らかに腕が上がらなくなってきていた。そして5Rの開始直後飛谷の放った2回目のキャプチュードがリベリオの肩を完全に破壊し、KO勝ちを収めたのだった。総合格闘技の全てのエッセンスの詰まった激闘に会場は多いに沸きイベントは終了を迎えたのだった。
飛谷拳獅 コメント
まずはリベリオ、素晴らしいファイトをしてくれてありがとう。この試合はこの二人だからこそっていうのもお客さんに感じて貰えたと思う。
その上で、そんなリベリオに勝てた。オレにとってもこの結果は大きいね。
もちろんこの侍のリングでずっと勝ち続けられるって考えるほど己惚れてないよ。ただこの勢いで行けるところまでは行きたいと思う。おそらく今後ベルトも新設されると思うしね。
リベリオ・カルデイロ コメント
飛谷とは互いのベストを尽くした良い試合ができた。勝敗を超えた満足感があるが、これで終わるつもりはない。もう一度彼と闘い次は勝つつもりだ。