侍 第九陣 試合結果&コメント

侍 第九陣 9.8

第一試合

横山正臣 VS リベリオ・カルデイロ

横山正臣 コメント

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リベリオ・カルデイロ コメント

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第ニ試合

Marco R VS クワベナ・ンジャイ

Marco R コメント

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クワベナ・ンジャイ コメント

シンプルにMarcoの粘りにやられタ。パワーだけで勝てる単純な相手ではなかっタ。もっと技術を身につけねバ…

第三試合

エンゾ・ホテイシー VS ファビオ・カルーゾ

エンゾ・ホテイシー コメント

これでホテイシー一族の方が強いという事が証明された。ファビオは油断ならない相手だったが、私の敵ではない。

ファビオ・カルーゾ コメント

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第四試合

手塚・フラッシュ VS ボドワン・ルクレール

手塚・フラッシュ コメント

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ボドワン・ルクレール コメント

手塚に多くの実力者がやられたのが分かった気がするよ…。技術はこちらの方が上のはずなのに何故か簡単に勝てない…恐ろしい相手だよ。まったく…

第五試合 (侍ミドル級王座挑戦者決定戦)

エクセル樋口 VS オリバー・ロビンソン

エクセル樋口 コメント

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オリバー・ロビンソン コメント

オレが負けるなんテ…樋口という奴は一体何なんだ?チャンスだったのニ…くそっ!

第六試合

久手堅カナメ VS ヒューゴ・ガルシア

久手堅カナメ コメント

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ヒューゴ・ガルシア コメント

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第七試合

塩田隼人 VS ブルーノ・ブライアント

塩田隼人 コメント

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ブルーノ・ブライアント コメント

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第八試合

平川賀厚 VS ピーター・トンプソン

平川賀厚 コメント

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ピーター・トンプソン コメント

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第九試合 (侍ミドル級王座決定戦)

イーゴリ・ゲルト VS ディミトリ・チェレンコフ

イーゴリ・ゲルト コメント

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ディミトリ・チェレンコフ コメント

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第十試合 (侍ヘビー級王座決定戦)

ビル・バートレット VS 飛谷拳獅

ビル・バートレット コメント

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飛谷拳獅 コメント

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侍 武者修行 参 試合結果

侍 武者修行 参 試合結果

第一試合

○クワベナ・ンジャイ VS チャン・ソンヨル✖️
2R 2:29 リフトスラム→KO

巨漢同士の対決となった第一試合。序盤はスタンディングでの投げからグラウンドでのサブミッションでチャンが攻める。しかし1R終盤にはンジャイがパワーにものをいわせた打撃でダメージを蓄積させていく。必死で抵抗し、要所で寝技を極めようとするチャンだったが、2R終盤パウンドからのリフトスラムで脳震盪を起こしKOされてしまうのだった。

リフトからマットに叩きつけるンジャイ

第ニ試合

ジャック・ターナー VS TOKU✖️
3R 1:32 ミドルキック→KO

打撃主体の選手のパンチ対キックの構図となった第ニ試合。試合は経験値の差かターナーが打撃の打ち合いで一枚上手をいき、優勢のまま進んでいく。TOKUターナーの剛腕パンチを何発も浴びてよく耐えたが最後にはミドルキックをもらい前のめりに倒れるのだった。

パンチでTOKUを圧倒するターナー

第三試合

エドゥアルド・ゴメス VS 小次郎✖️
3R 0:10 ミドルキック→KO

そろそろ勝ち星の欲しい小次郎と喧嘩屋ゴメスの対決。試合は序盤から激しい打撃の打ち合いとなる。スタンディングでは小次郎だがグラウンドでの打ち合いはゴメスに分があった。結果ダメージの蓄積が大きかったのは小次郎であった。最後はゴメスのミドルキックでゆっくりと倒れKO負けを喫してしまうのだった。

試合を決めたミドルキックを放つゴメス

 

第四試合

○ピーター・トンプソン VS 飯嶋満✖️
2R 2:46 腕ひしぎ逆十字固め→タップアウト

1Rから技術の差を見せつけるトンプソン。スタンディングでもグラウンドでも主導権を握って離さない。2Rになり必死に抵抗する飯嶋だったが、最後にはトンプソンに落ち着いて腕十字を極められてしまうのだった。

腕ひしぎ逆十字固めを極めるトンプソン

第五試合

○ベンジャミン・バルボサ VS 金沢武史✖️
2R 1:57 後頭部馬乗りパンチ→KO

1Rから圧倒的な手数で金沢を攻めるベンジャミン。2Rを迎える頃には、金沢は深刻なダメージを負ってしまう。そして2Rには驚異の粘りと反撃を見せるものの最後にはバックマウントからのパウンドで立ち上がれなくなってしまうのだった。

バックマウントからパウンドを打つベンジャミン

第六試合

○レニー・マクレガー VS 柳瀬斗真✖️
3R 1:20 ガードポジションパンチ→KO

1Rマクレガー相手に互角以上の戦いを見せ、健闘する柳瀬だったが、2Rから徐々にマクレガーのパンチが当たり始め、ダメージを負っていく。何とか反撃し、勝ちを狙うものの、マクレガーのパウンドで最後はKOされてしまうのだった。

パウンドで試合を決めるマクレガー

第七試合

✖️ロバート・キース・コレッタ VS エイトール・サントス○
2R 1:38 一撃必殺の正拳突き→失神KO

JUSTICE時代から活躍するMMAレジェンドと侍のリング荒らし回った新参の空手モンスターの一戦。序盤は老獪なレスリングテクニックでサントスのパワーを封じるロバートだったが、2R以降、強烈な打撃を何発かもらってしまう。何とか耐えて反撃に出るロバートだったが、狙い澄ませたカウンターの正拳突きを浴び、失神してしまうのだった。

正拳突きでロバートを仕留めるサントス

第八試合

○ファビオ・カルーゾ VS マンモス北沢✖️
3R 2:20 足掛け前転裏膝十字固め→タップアウト

連勝を重ね着々と登りつめるファビオと、ベテランの意地を見せたい北沢の一戦。1Rはグラウンドではファビオ、打撃の手数では北沢と両者譲らぬ展開を見せる。そして2Rには北沢の打撃がファビオの眼をカットし、流血をさせることなり、前の見えないファビオは、明らかに失速し、追い詰められていく。しかし3Rにファビオの恐ろしさを知ることとなる。なんとファビオはミドルキックをわざと相手につかませて、そこから一回転して裏膝十字を極めたのだ。一瞬で関節を極めたファビオの華麗な技に会場中が息を飲んだのだった。

ファビオが試合を決めた逆転の裏膝十字固め

第九試合

○エクセル樋口 VS キム・ヨングク✖️
2R 1:38 肩固め→タップアウト

試合は樋口が常に主導権が握りキムを圧倒。最後にはフロントスープレックスのような投げでテイクダウンをとり、肩固めを完全に極めて、樋口が勝ちを決めるのだった。

肩固めを極める樋口

第十試合

○久手堅カナメ VS コナー・アンダーソン✖️
3R 0:27 後頭部膝蹴り→タップアウト

同じ打撃選手ということで、いつものように打ち合いでペースをつかめない久手堅は、互角の打ち合いのまま、試合は3Rまでもつれ込む。そして3Rに久手堅の後ろ回し蹴りからのVシーサー、グラウンドでの膝蹴りという得意のムーブが決まり、アンダーソンはたまらずタップアウト。試合久手堅の勝利でまくを下ろすのだった。

グラウンドで膝蹴りを放つ久手堅

第十一試合

○手塚・フラッシュ VS ボー・ガードナー✖️
3R 0:34 ブラジリアンキックラッシュ→失神KO

感覚で闘う手塚と知力や戦略で勝負するガードナーの対決。試合開始直後からタックルに膝蹴りを合わせられ、出鼻を挫かれた手塚は、ガードナー相手に劣勢となり1Rは苦戦を強いられる。しかし、2Rから少しずつ立て直した手塚は互角の攻防にまで盛り返す。そして、3Rには手塚のハイキックがガードナーを完全に捉え、逆転勝利をつかむのだった。

ガードナーを失神させた手塚のハイキック

第十ニ試合

✖️宮田玲 VS オリバー・ロビンソン○
2R 0:12 打ちおろしフック→KO

序盤からオリバーのパンチが冴え、宮田は全身血だらけになるほど殴られてしまう。そして、1Rは何とか耐えたが、2R開始直後にパンチをもらい、KOされてしまうのだった。

容赦なくパンチを振るうオリバー

侍第九陣 試合動画

侍 第九陣 9.8

第一試合

横山正臣 VS リベリオ・カルデイロ

第ニ試合

Marco R VS クワベナ・ンジャイ

第三試合

エンゾ・ホテイシー VS ファビオ・カルーゾ

第四試合

手塚・フラッシュ VS ボドワン・ルクレール

第五試合 (侍ミドル級王座挑戦者決定戦)

エクセル樋口 VS オリバー・ロビンソン

第六試合

久手堅カナメ VS ヒューゴ・ガルシア

第七試合

塩田隼人 VS ブルーノ・ブライアント

第八試合

平川賀厚 VS ピーター・トンプソン

第九試合 (侍ミドル級王座決定戦)

イーゴリ・ゲルト VS ディミトリ・チェレンコフ

第十試合 (侍ヘビー級王座決定戦)

ビル・バートレット VS 飛谷拳獅

侍 第九陣 カード発表&コメント

侍 第九陣 9.8

第一試合

横山正臣 VS リベリオ・カルデイロ

横山正臣 コメント

前回は侍にいる化物の恐ろしさを知りました。リベリオもその一人。今回はその怖さを知った上で勝ちたいと思っています。

リベリオ・カルデイロ コメント

日本人に続けて不覚をとるわけにはいかない。飛谷や塩田のような経験や技術はなく荒削りな印象の選手だ。私の敵ではない。

第ニ試合

Marco R VS クワベナ・ンジャイ

Marco R コメント

ソロソロ、結果も欲しいデスネ。蹴り倒しマス!

クワベナ・ンジャイ コメント

潰して殴って勝つ!ただそれだけヨ。捕まえてしまえばオレのものネ。

第三試合

エンゾ・ホテイシー VS ファビオ・カルーゾ

エンゾ・ホテイシー コメント

カテナチオファミリーとホテイシー一族では、ホテイシー一族の方が強いということを証明してみせよう。相手は侍のリングで無敗だそうだが、私と試合をする事で、その記録は途絶える事になるだろう。

ファビオ・カルーゾ コメント

ついにホテイシー一族とご対面だな。結果はシンプルだ。カテナチオファミリーがホテイシー一族に勝利して、ホテイシーの伝説は所詮伝説だった。と証明してやろう。もう次の時代に行くしかないんだよ。

第四試合

手塚・フラッシュ VS ボドワン・ルクレール

手塚・フラッシュ コメント

ミドル級グランプリ、ヘビー級のマンモス北沢戦、チェレンコフとのタイトルマッチ、武者修行とフラッシュさせてもらったが、いよいよ手塚のフラッシュの真価が問われる空気をオレは感じているよ。そんなオレにボドワンは一番フラッシュな相手だ。必ず勝ってオレがフラッシュしているところを見せてやる!

ボドワン・ルクレール コメント

ここのところ調子が良い。マクレガーにも勝てたしネ。ジャイアントキラーと言われる手塚だけど、そうそうジャイアントキリングなんて起こさせないヨ。ワタシの美しい関節技で試合を決めて見せよウ。

第五試合 (侍ミドル級王座挑戦者決定戦)

エクセル樋口 VS オリバー・ロビンソン

エクセル樋口 コメント

彼の試合は研究しましたよ。僕も彼ほどじゃないですがパンチは得意としてます。でも殴り合いでは勝機が無いですからね。しっかりと見切って腕を決めて見せますよ。そして目指すはベルトです。

オリバー・ロビンソン コメント

オレが勝つ。殴り合いでオレに勝てるヤツはいなイ。チェレンコフってヤツもオレなら勝てる!

第六試合

久手堅カナメ VS ヒューゴ・ガルシア

久手堅カナメ コメント

ここ数戦は苦戦続きなんで、ここで何とか結果を出したいね。ヒューゴとはお互い良い打ち合いができるんじゃないかな。楽しみだよ。

ヒューゴ・ガルシア コメント

久手堅は老獪なグッドファイターだね。ガッツもあるしね。でもね、それだけではボクに勝てないとお見せしよウ。

第七試合

塩田隼人 VS ブルーノ・ブライアント

塩田隼人 コメント

いつもと一緒です。冷静に、焦らず、的確に。それだけです。

ブルーノ・ブライアント コメント

遂に一流どころの選手とマッチメイクしてもらえた。これはチャンスだと考えているヨ。塩田は飛び抜けたテクニックとタクティクスを持つ選手だが、私のフィジカルとパワーはそれらを超越する…。試合を楽しみにしていて欲しイ。

第八試合

平川賀厚 VS ピーター・トンプソン

平川賀厚 コメント

ずっとハードな相手との試合で正直大変だよ。でも、応援してくれるファンがいるから何とか闘えるし、期待に応えたいってモチベーションにもなる。今回はそんなファンたちに何とか応えたいって思っているよ。

ピーター・トンプソン コメント

楽な相手ではないが、これはチャンスだと考えていル。私はエンゾと飛谷以外には負けた事がなイ。平川であっても同じダ。もう一度飛谷と闘うきっかけを作らせてもらうヨ。

第九試合 (侍ミドル級王座決定戦)

イーゴリ・ゲルト VS ディミトリ・チェレンコフ

イーゴリ・ゲルト コメント

ここまできたら関節を極めて勝つ。それだけだヨ。もともとロシア地区のチャンピオンはワタシなのだからネ。

ディミトリ・チェレンコフ コメント

過去の栄光にこだわるヤツはオレには絶対に勝てなイ。試合でそれを見せル。それだけダ。

第十試合 (侍ヘビー級王座決定戦)

ビル・バートレット VS 飛谷拳獅

ビル・バートレット コメント

遂にここまで這い上がってきタ。デビュー戦から連敗してしまったから、かなり苦労したヨ。這い上がってきた者の強さをお見せしよウ。飛谷は強いが無敵ではなイ、必ず勝機はあルはずだヨ。

飛谷拳獅 コメント

王者になったからといって、慢心は無い。バートレットのパワーと剛腕には気を付けないといけないからね。ここ、侍のリングはハングリーな選手ばかりが集う場所。気を抜けばやられるだけ。でもそんなヒリヒリしたリングの上で、オレは必ず勝ち続けてみせるよ。

侍 武者修行 参 試合動画

侍 武者修行 参 8.26

第一試合

クワベナ・ンジャイ VS チャン・ソンヨル

第ニ試合

ジャック・ターナー VS TOKU

第三試合

エドゥアルド・ゴメス VS 小次郎

第四試合

ピーター・トンプソン VS 飯嶋満

第五試合

ベンジャミン・バルボサ VS 金沢武史

第六試合

レニー・マクレガー VS 柳瀬斗真

第七試合

ロバート・キース・コレッタ VS エイトール・サントス

第八試合

ファビオ・カルーゾ VS マンモス北沢

第九試合

エクセル樋口 VS キム・ヨングク

第十試合

久手堅カナメ VS コナー・アンダーソン

第十一試合

手塚・フラッシュ VS ボー・ガードナー

第十ニ試合

宮田玲 VS オリバー・ロビンソン

侍 第八陣 試合結果&コメント

侍 第八陣 7.28

第一試合 最強ルーキー決定戦

✖️横山正臣 VS ブルーノ・ブライアント○
1R 2:30 馬乗りナックルアロー→KO

デビュー以来2連勝し、UMF期待の新鋭として注目を集める横山だったが、試合開始からブルーノに手も足も出ない。最後は強烈なタックルでテイクダウンを取られ、パウンドのラッシュを浴び、KOされてしまうのだった。

パウンドで横山を攻めるブルーノ

横山正臣 コメント

とんでもない怪物でした。平川さんたちはこんなとんでもない選手たちと日々闘っていたのかと、その大変さを実感しました。何も出来ずに負けましたがいい経験になりました。次は勝ちます。

ブルーノ・ブライアント コメント

この程度のレベルの選手ではワタシの相手にはならなイ。もっと有名で実績のある選手と試合をしたイ。自信?もちろん、あるに決まっているヨ。

第二試合 異種格闘技戦 プロレスVSキックボクシング

✖️Marco R VS ジャック・ターナー
2R 2:50 カウンタースナイパーフック→KO

プロレスラーとN-1選手の意地をかけた一戦。序盤は蹴り、投げ、関節技を駆使してMarcoがやや優勢で試合が進む。ところが1R後半にターナーの強烈なスナイパーフックがMarcoを捉える。ここから明らかにパンチをもらう回数が増えたMarco。レスラーならではの打たれ強さで耐えているものの、厳しい展開になっていく。2Rではジャーマンスープレックスやサイドスープレックスなどの大技を出し、逆転を狙うも、最後にはクロスカウンター気味にスナイパーフックをもらい、KOされてしまうのだった。

サイドスープレックスで逆転を狙うMarco

カウンターでスナイパーフックを当てるターナー

Marco R コメント

 完敗デス! そろそろ勝ちに向わないとレスラーが舐められてしまいマスネ。頑張りマス。

ジャック・ターナー コメント

Marcoの打たれ強さには驚かされタ。プロレスラーの意地を感じたヨ。でも勝ったのはオレだ。次も勝ツ。

第三試合 ミドル級王座挑戦権決定戦

✖️久手堅カナメ VS イーゴリ・ゲルト○
2R 2:58 飛び付き腕ひしぎ逆十字固め→タップアウト

序盤は投げ技でテイクダウンを取るものの、なかなか寝技に持ち込まないゲルトと、その攻めの間に打撃を入れていく久手堅の静かなやりとりが展開された。試合が動くのは2Rからであった。何と積極的にグラウンドで攻める久手堅。意表を突かれたゲルトは、主導権を取られかける。しかし、2R終了間際に冷静さを取り戻したゲルトが一瞬の隙をつき飛び付き腕十字を仕掛け、久手堅の腕を完全に極めるのだった。

三角絞めで極めにいく久手堅

飛び付き腕十字を仕掛けるゲルト

久手堅カナメ コメント

一戦一戦、手応えは感じているんだ。今回もイーゴリ相手にグラウンドでも通用したと思ってる。でもね。勝たなきゃ意味が無いっていうのは、この侍のリングに立つことになった理由でもあるからね。なかなか安定して勝てなくなってきた要因を見つめ直すよ。

イーゴリ・ゲルト コメント

久手堅のグラウンドの力量を見誤っていタ。あれほどのテクニックを持ったの選手とはネ。精神の揺らぎが敗北につながる、そういう意味では危ないところのある試合だっタ。

第四試合 プロレスラーリベンジマッチ

✖️チャーリー・ブロンソン VS マイク・ホフマン○
2R 1:47 抱え上げリフトアップスラム→失神KO
執拗にローキックで脚を攻めるチャーリー

ハンマーナックルでチャーリーを殴りとばすホフマン

チャーリーがついに侍に参戦。プロレスファンの注目の一戦となったこの試合。1R開始から多くのファンが期待した通りの激しい乱打戦が展開された。パンチを振り回すホフマンと執拗にローキックで脚を壊しにくるチャーリー。互角の打ち合いは、強力なパウンドを顔面に放ち、チャーリーを流血させたホフマンが一歩リードするかたちとなる。そして、脅威的な腕力でチャーリーをパワーボムで投げ捨て、脚がふらついている隙に、腕をぶん回した強烈なハンマーナックルを顔面に放つ。チャーリーはかなりのダメージを負ったはずだが、まだ倒れない。2Rからはダメージを負いながらもインターバルで回復したチャーリーが鬼の形相でホフマンの後頭部にエルボーを落とす。チャーリーのパウンド&エルボーにプロレスファンは沸くが、ホフマンのパンチラッシュ、パウンドでチャーリーの意識は明らかに朦朧としている。そしてトドメにリフトアップスラムで高い位置から落とされ失神してしまうのであった。

鬼のエルボーを放つチャーリー

リフトアップスラムで重量挙げのパワーを誇示するホフマン

チャーリー・ブロンソン コメント

試合序盤にあのパンチをもらってしまったのはオレの油断だった。あの一撃で流血もしてしまったし、ローキックで動きを停め、距離を取り、自分のペースで行くはずだったんだが、、、。マイクは強かったよ。何よりあの技で終わらせたこと。彼の中にプロレスを感じたよね。そして、MMAを学ばせてもらった。オレはまだまだ終わらない。オレはやるぞ!

マイク・ホフマン コメント

確かにチャーリーは弱くはなかっタ。アイツのファイティングスピリットは認めざるを得なイ。正直、後頭部にエルボーを落とされた時はアイツの殺気に恐怖すら感じタ。だが、プロレスラーではオレには勝てなイ。これはもう分かってもらえたのではないか?何ならプロレスのチャンピオンとプロレスルールでやってもいイ。結果は同じダ。

第五試合 ヘビー級トップ戦線(筋肉対決)

✖️平川賀厚 VS ビル・バートレット○
3R 1:41 馬乗り後頭部パンチ→KO
序盤アームロックで腕を攻める平川

トールハンマーを打ちつけるバートレット

試合は打撃で牽制しながらアームロックで腕を極めにいく平川と、グラウンドに持ち込みパウンドで仕留めようとするバートレットという図式で進んでいく。2Rまでは平川が攻めている時間が長くバートレットの腕はダメージを蓄積させていく。しかし、2R終了間際には2発の強烈なトールハンマーをきっかけにバートレットに試合の流れは傾く。何発ものパウンドを浴び深刻なダメージを負う平川は3Rに全てをかけたヒールホールドで逆転を狙うも仕留め切れず、その後にバックマウントを取られ、後頭部にパウンドを浴びKOされてしまうのだった。

全てを賭けた平川のヒールホールド

試合を決めたバートレットのトールハンマー

平川賀厚 コメント

本当に悔しいよ。最後のヒールホールドで勝てると思ってしまった甘い自分が許せない…。とにかくトレーニングを積んで出直すしかないね。次はファンの期待に応えてみせるよ。

ビル・バートレット

危ない試合だっタ。平川は思った通りのグッドファイターだったネ。勝てて嬉しいヨ。次はベルトに向けて動いていくつもりダ。

第六試合 異種格闘技戦(合気道VSブラジリアン柔術)

○塩田隼人 VS リベリオ・カルデイロ✖️
4R 1:23 馬乗りパンチ→KO
ダブルアームバーを極めようとするリベリオ

合気道技の小手投げを決める塩田

静かな立ち上がりで始まった技能戦。2Rから徐々に塩田が押し始める。百戦錬磨のリベリオは完全に塩田のペースにはさせず、要所で関節を取ろうと機会をうかがう。それでも塩田の技は冴えていた。小手投げからのパウンド、そしてマウントを返してからのパウンド。関節技を狙いながらもパウンドで確実にリベリオを追い詰めていた。4Rに入り、逆転をねらい猛然と攻めてくるリベリオの攻撃を、塩田は何とか凌ぎ、最後はパウンドを連発しKO勝ちを収めるのだった。塩田はロバートに続き、侍の強豪外国人に2連勝目。日本人エースとしての実績を着実に積んでいる。今後にも期待が集まる。

4R猛然と襲いかかるリベリオ

試合を決めた塩田の馬乗りパンチ

塩田隼人 コメント

疲れましたね。一瞬でも気を抜けなかったので、試合時間も長めになりましたかね。勝ててよかったですよ。合気道柔術に負けてないですよね?

リベリオ・カルデイロ コメント

柔術合気道に負けたとは思いたくないが、私が塩田に負けたのは事実だから受け入れざるを得なイ。真っ向勝負の技術戦で負けたのは久しぶりだ。彼の実力は平川や飛谷のレベルに至りつつあるのではないカ?機会があれば塩田には借りを返す。それだけダ。

第七試合 侍ミドル級王座決定戦 

✖️レンブラントバレンティン VS ディミトリ・チェレンコフ○
2R 2:00 ダウン状態からの叩きつけハイキック→KO
強烈なタックルでテイクダウンを奪うレンブラント

一撃が重いレンブラントのパウンド

首相撲から積極的に膝を放つチェレンコフと手数では負けるものの、一撃が重く一発KOを期待させるレンブラント。一進一退の攻防を繰り広げる両者であったが、2Rレンブラントの強烈なパウンドで火がついたチェレンコフが、とんでもない膝のラッシュを放つ。たまらずダウンしたレンブラントは追い討ちにストンピングと後頭部に打ち下ろしのハイキックを浴び、動かなくなる。欧州王者も倒し、ますます手がつけられなくなるチェレンコフ。彼を倒す挑戦者は現れるのであろうか?

強力な膝蹴りのラッシュを放つチェレンコフ

決め手となった打ち下ろしのハイキックを打つチェレンコフ

レンブラントバレンティン コメント

侍の王座に着くだけあるネ。チェレンコフはとんでもなく強イ…自信はあったけど、まだまだ考えが甘かっタ。鍛え直してまた挑戦するヨ。仕切り直しダ…

ディミトリ・チェレンコフ コメント

レンブラントのパウンドの威力はとんでもなかっタ。ラッシュのスピードの速いマクレガーとは違った強さを感じた…しかし、それでも勝ったのはオレだ。オレが最強ダ。誰にも負ける気がしなイ。

第八試合 侍ヘビー級王座決定戦

○飛谷拳獅 VS エンゾ・ホテイシー✖️
4R 1:33 ハイキック→失神KO
4点ポジションからの膝を積極的に打つ飛谷

前の試合の決め手となった腕十字で攻めるエンゾ

1Rはほぼ飛谷がエンゾを完封した内容だった。打撃で牽制しながら、タックル切り、隙あらば膝蹴りや関節技を狙っていく。エンゾの試合を余念なく研究した成果なのだろう。1R後半からようやく飛谷を捕まえ始めたエンゾ、ここからじわじわと飛谷を攻めていく。とくに背負い投げからの三角絞めで蟻地獄のように追い詰めていく様は不気味さを感じるものであった。3R以降エンゾからの反撃にあいながらも、飛谷はカーフへのローキック、グラウンドでの膝蹴り、ヒールホールドなどを多用し、脚と首へのダメージを蓄積させていく。少しずつ削られつつもエンゾも意地で反撃し、バックマウントから何発もパウンドを浴び、飛谷がなかなか脱出出来ないハラハラする場面もあった。それでもチョークスリーパーだけはさせないのは飛谷の危機回避能力があればこそなのだろう。そして試合は4Rに大きな展開を迎える。まずは開始直後に猛然とタックルでグラウンドに持ち込もうとするエンゾ、しかし飛谷がそれを見切り、腕十字で返す。今度は腕十字を外したエンゾがスピニングチョークを極めにいく。これも外す飛谷だったがスタンディングでエンゾのフックを何発も浴び、そこから胴絞チョークスリーパーにもっていかれてしまう。かなりのダメージを負いながらも、完璧なタイミングで固められたこの絞め技は、エンゾの勝利への執念を感じさせた。これは危ないと誰もが確信した時、会場中は飛谷コールが湧きあがる。そして、この声援に応えるように飛谷はチョークを外し、ハイキックからのヒールホールドで意地の反撃を見せる。それでも極めさせないエンゾは立ち上がると同時にタックルにいこうとする。この瞬間はスローモーションのようだった。タックルにいこうとするエンゾに飛谷がカウンターでハイキックを放つ。エンゾに2度の敗北を喫し、無念の涙を飲んだ平川が飛谷との試合の最後に放った技である。飛谷だけでなく、平川のレスラー魂をのせた渾身のハイキックはエンゾの側頭部を完全にとらえ、エンゾは初めてリング上で倒れるのだった。劇的な飛谷の勝利と新王者の誕生に会場は飛谷コールで沸き返り、大いに盛り上がるのだった。

執念のチョークスリーパーで極めにいくエンゾ

試合を決めた平川の魂ものせたハイキックを放つ飛谷

飛谷拳獅 コメント

よし、オレが二代目チャンピオンだ! エンゾは強かったよ、でも連敗出来ないからね。これで何とかプロレスラーの強さを見せられたかな。渾身のハイキック、色んな思いを込めて打てた気がするよ。ありがとう。

ただここからだ。どれだけ防衛できるか。それにこだわっていきたいね。

エンゾ・ホテイシー コメント

プロレスラーの執念…侮ったつもりはなかったが最後のハイキックには飛谷選手の体重以上のものがのっていた気がする…今回は素直に負けを認めるしかない…それだけダ。

 

侍 武者修行 弍 試合結果

侍 武者修行 弍 7.20

第零試合

✖️小次郎 VS クワベナ・ンジャイ○
2R 0:42 ハンマーナックル→KO

試合は終始ンジャイが圧力をかけ続け、距離を潰してパウンドを当てていく展開。小次郎は得意の打撃テクニックを出す前に多大なダメージを負ってしまう。中でも巨体で押し潰すようなタックルと、投げ捨てるようなパワーボムの威力は凄まじかった。最後はスタンディング状態でンジャイのハンマーナックルが小次郎を吹き飛ばし、脳震盪でKO勝ちを収めるのだった。

両腕でハンマーパンチを振り下ろすンジャイ

第一試合 (侍ショートトーナメント一回戦)

○ファビオ・カルーゾ VS チャン・ソンヨル✖️
3R 1:09 胴絞めフロントネックロック→タップアウト

柔術対柔道となったこの試合。グラウンドではファビオがやや優勢。スタンディングでは投げでチャンがテイクダウンを奪うシーンがよく見られた。試合は3Rに一気に動く事となる、ガードポジションに脚を絡めて誘い込んだファビオがフロントネックロックでチャンの首を完全に極めたのだ。チャンはたまらずタップアウト。柔術と柔道の寝技対決はファビオに軍配が上がるのだった。

フロントネックロックで絞めあげるファビオ

第二試合 (侍ショートトーナメント一回戦)

TOKU VS 飯嶋満✖️
2R 1:55 ブラジリアンハイキック→KO

序盤カポエイラの変則リズムに調子を乱される飯嶋。そのままペースが戻る事なくTOKUのハイキックをまともに浴びてしまい、無情にも勝負は決してしまうのだった。

変則のハイキックを放つTOKU

第三試合

エドゥアルド・ゴメス VS ヨハン・ゲッペルス✖️
2R 0:16 膝蹴りラッシュからの飛び膝蹴り→失神KO

序盤パンチのテクニックと多数でゴメスを圧倒するゲッペルスだが、2R開始直後に膝蹴りのラッシュに捕まり、あえなく失神してしまう。N-1で隆盛を極めた豪腕も侍のリングでは上手くいかず、2連敗となってしまうのだった。

飛び膝で試合を決めるゴメス

第四試合

○宮田玲 VS 柳瀬斗真✖️
3R 2:50 腕ひしぎ逆十字固め→タップアウト

打撃と寝技が目まぐるしく展開していくスピーディーな試合内容に客も唸ったこの試合。互角に見えた両者だったが、3Rで体力差と戦略差が見え始めた。宮田が腕を徹底して攻め、柳瀬の腕が上がらなくなってきていたのだ。そして最後には、弱って集中力を欠き始めた柳瀬の隙をつき、腕十字を極めて宮田がキャリアの違いを見せつけた。

腕ひしぎ逆十字固めを極める宮田

第五試合

○ベンジャミン・バルボサ VS ボー・ガードナー✖️
1R 2:50 サイバーマシンガンキック→KO

1Rから知略を練る隙を与えず、手数で圧倒したベンジャミンのペースで試合は進む。ガードナーは上手く巻き返せず、ラッシュの最中ハイキックをまともに浴びてKOされてしまうのだった。

ハイキックをヒットさせるベンジャミン

第六試合

○手塚・フラッシュ VS キム・ヨングク✖️
2R 1:23 顔面ニーリフト→タップアウト

多彩で派手な蹴りを放つキムと地味だが堅実な打撃を積み重ねていく手塚の対照的な両者。試合は地力と経験で上回る手塚が、膝蹴りラッシュ、パウンド、ローキック、組みついてからの膝ラッシュと最後は流れるような猛攻を見せ、貫禄勝ちを収めるのだった。

顔面に膝蹴りラッシュを放つ手塚

 

第七試合 (侍ショートトーナメント決勝戦)

○ファビオ・カルーゾ VS TOKU✖️
1R 1:32 ヒールホールド→タップアウト

ショートトーナメント決勝となったTOKUとファビオの一戦。3Rの長丁場を闘ったファビオが不利かと思われたが、TOKUの隙をついてあっさりとファビオがヒールホールドを極め勝利をものにした。これでファビオは3連勝。気になる選手が浮上してきた。

ヒールホールドを極めるファビオ

第八試合

✖️金沢武史 VS レニー・マクレガー○
2R 0:18 馬乗り後頭部全力パンチ→KO

実力はありながらも勝ち星に恵まれない金沢。強豪マクレガー相手に1Rの途中まで互角の闘いをみせるが、2分過ぎにもらったガトリングパウンドのダメージを引きずる事になる。そして、2Rでは一方的にラッシュを浴び、バックマウントからのパウンドでKO負けを喫してしまうのだった。やはりマクレガーの強さは普通ではない。

ガトリングパウンドを放つマクレガー

 

第九試合

○サムエウ・ホテイシー VS ヒューゴ・ガルシア✖️
1R 2:49 チョークスリーパー→タップアウト

ハイレベルなグラウンドのポジションの取り合いが展開された試合だったが、少しずつサムエウがガルシアの上をいき、追い詰めていく。1R終了間際にはサムエウのチョークスリーパーが完全にガルシアを捉え、タップアウト勝ちを収めるのだった。

1R終了間際にチョークを極めるサムエウ

第十試合

○エクセル樋口 VS カムナン・チナワット✖️
1R 0:34 胴絞チョークスリーパー→失神レフェリーストップ

試合開始からすぐに樋口がボディに膝を入れチナワットをグラウンドに引き込む。そして、あっという間にチョークスリーパーを極めて相手を絞め落とすのだった。あまりの手際の良さに樋口の強さだけが際立つ内容であった。

チョークスリーパーで絞め落とす樋口

第十一試合

✖️マンモス北沢 VS ロバート・キース・コレッタ○
2R 1:53 アキレス腱固め→タップアウト

激しいパンチの打ち合いをスタンディング、グラウンド問わず見せた試合だったが、2Rにロバートの放ったフックをまともに浴び、ダウンした北沢がアキレス腱固めを完全に極められてしまう。朦朧とした状態で外すことも出来ず北沢はタップアウトするしか出来なかった。ロバートは侍参戦以来初の勝利を飾る事となるのだった。

アキレス腱固めを極めるロバート