侍 武者修行 壱 試合結果

侍 武者修行 壱 6.15

第一試合

○横山正臣 VS クワベナ・ンジャイ✖️
3R 0:43 馬乗りパンチ→レフェリーストップ
試合の決め手となった横山のパウンド

横山がヒット&アウェイしつつ、パンチを当てて、巨漢ンジャイのスタミナを少しずつ削っていく展開となったこの試合。たまにンジャイに捕まるものの、横山は終始上手く凌いで、最後には弱ったンジャイに馬乗りになり、パンチを連打。レフェリーストップで勝ちを宣告されるのだった。これで横山は侍二連勝、少しずつ存在感を増してきている。

第ニ試合

○イーゴリ・ゲルト VS キム・ヨングク✖️
1R 0:47 胴絞めフロントネックロック→タップアウト
フロントネックロックを極めるゲルト

試合開始から上手く距離を潰してキムに蹴りを打たせないゲルト。グラウンドに持ち込むと胴絞めフロントネックロックであっさりと一本勝ちをするのだった。経験と実力の差が明確となった試合であった。

第三試合

○ベンジャミン・バルボサ VS 篠原源ニ✖️
2R 0:15 サイバーマシンガンキック→ KO
とどめのハイキックを放つベンジャミン

ストライカー対決となった試合。少しずつ手数で上回ったベンジャミンが篠原を追い詰める。最後は得意のラッシュからのハイキックで篠原を KOするのだった。

第四試合

✖️柳瀬斗真 VS オリバー・ロビンソン○
1R 2:39 オーバーハンドフック→ 失神KO
柳瀬を失神させた強烈なフックを放つオリバー

オリバーのナチュラルパワーに翻弄されつつも要所で関節を極めようとサブミッションを繰り出し奮闘する柳瀬。しかし、1R終了間際に強烈なフックを浴びて失神してしまう。圧倒的なパワーの差の前にシュートボクシングの期待の新鋭は苦い侍デビュー戦となってしまうのだった。

第五試合

✖️金沢武史 VS ボー・ガードナー○
3R 0:52 アッパーラッシュ→ KO
アッパーで金沢の顎を跳ね上げるガードナー

1Rから2Rにかけては激しくも互角の攻防が展開されたが、2Rの中盤にガードナーのパンチがカウンターで金沢を捉えてから、形勢は一気にガードナーへと傾くことになった。そして最後にガードナーの放ったアッパーカットの3連打が金沢の顎にヒットし、金沢はゆっくりと前のめりに倒れ、試合は終わるのだった。

第六試合

✖️飯嶋満 VS ビル・バートレット○
1R 2:34 トールハンマー→失神レフェリーストップ
容赦なくパウンドを打つバートレット

抵抗しつつもバートレットの圧倒的な圧力とフィジカルパワーに終始押される飯嶋。最後は強引にマウントポジションに持ち込まれ、トールハンマーと呼ばれる強烈なパウンドを浴び、失神してしまうのだった。

第七試合

✖️小次郎 VS ピーター・トンプソン○
1R 0:23 柔道MOVE→腕ひしぎ逆十字固め→タップアウト
巴投げでグラウンドに引き込むトンプソン

試合開始早々に巴投げで小次郎をグラウンドへ引き込んだトンプソンが腕ひしぎ逆十字固めを極めてタップアウト勝ち。あまりの早さに周囲はただ驚くばかり。期待されていた小次郎はこれで総合格闘技3連敗を喫してしまうのだった。

第八試合

✖️マンモス北沢 VS ブルーノ・ブライアント○
1R 0:32 馬鹿力アームロック→タップアウト

まさかの秒殺劇が二試合連続で起きてしまう。タックルでテイクダウンを奪ったブルーノの仕掛けたアームロックががっちりと北沢の腕をとらえ、折れてしまいそうな角度へと曲げられる。これには北沢もタップアウトする他なく、試合はあっさりと決着するのだった。圧倒的な強さで二連勝したブルーノ、彼の力はまだ底を見せていない…

第九試合

✖️チャン・ソンヨル VS リベリオ・カルデイロ○
3R 2:07 三角絞め→タップアウト
ガードポジションから三角絞めを極めるリベリオ

序盤、スタンディングから上手くテイクダウンをとれずに思わぬ苦戦をするリベリオ。中盤以降からはガードポジションの下から関節技を仕掛けていく作戦へと変更する。チャンはそんなリベリオとグラウンドでほぼ互角に渡り合う。グラウンドでの緊張感あふれる攻防の末、リベリオが三角絞めでチャンを絞め、タップアウト勝ちを収めるのだった。

第十試合

○ボドワン・ルクレール VS レニー・マクレガー✖️
2R 2:42 胴絞めスリーパーホールド→失神レフェリーストップ
胴絞めスリーパーを完全に極めるルクレール

1R手数の多さでルクレールを追い詰めていくマクレガー。前評判通りマクレガー優勢で試合は進んでいく。しかし、2Rからルクレールがマクレガーをグラウンドに引き込み、関節を極めようとするシーンが見られるようになっていく。そして2R終了間際に上手く後ろに回り込んだルクレールがマクレガーをスリーパーで絞め落とす。マクレガーは完全に失神し、レフェリーストップが入り決着となった。ミドル級グランプリでは一回戦で久手堅に敗れたルクレールだったが、じわじわとその存在感を強め始めているといえるだろう。